【本当は怖いlesbian。】Act 15
2012.01.26 00:00|試作【本当は怖いlesbian】|
付き合ってる人から、毎月、なんていうんだろ、お給料みたいにお金をもらってたことがあった。
それは最初からじゃなくて、別に契約したわけでもなくて、いつの間にか、そうなってたの。
その彼氏は『もえみ手当』って言ってた。
「お金をもらってるから不純だ」とか
「お金と引き換えに身体を売ってる」とか
一般的に、そんな風に言ったりするけど、そうかな?って思う。
その人からの大事にする形や、可愛がる形が、お金。それだけのことじゃないかな?
上下関係や利害が生まれることは、絶対じゃないと思うし
二人がそれでいいなら、何か困ることあるかな?
☆
カノジョとの暮らしでかかるお金は、カノジョが年上なこと、正社員なこと、それから
「もえみより私の方がずっと使うこと多いしさ」
ってカノジョが言ってくれて、私の方の持ち出しはだいぶ、少なくしてくれてる。
それでも、カノジョはちゃんと貯金もしてて、よくわからないけど株とかも詳しくて
小さい金額だけど、どうしてもちょこちょこ使っちゃう私なんかより、ずっと、余裕がある感じ。
☆
「もえみちゃんは、面白いね」
少し久しぶりに部屋に呼ばれて、2人でベッドにいる時、かのんさんがぽつん、とそう言った。
「面白い?どうして?」
「女と恋愛して、セックスもしてるけど、
私はレズビアンではないんですよ、って、顔してる。
こんなことしてても、それが絶対、崩れない」
「え、そうかな。でも、それって、面白いこと?」
「まあね‥でも」
かのんさんは、私の髪を指でクルクルしながら、ちょっと笑ったみたいに見えた。
「もえみちゃんのカノジョ‥堂本さんは面白くないかもね」
言い返せる状況でもないし、黙ってたら
ちょっと、思い出したことがある。
『"女なのに"女と恋愛して、セックスもしてるけど、たまたまなんです。
本当は女は恋愛対象じゃないんです。
私、本当は"普通"なんです』
リアルでは知り合いにいないし、聞く機会がないけど、ネットで発信してる人って、そんなことを言ってる人が多いなあ、って
極端な話、レズビアンのカノジョが加害者で、自分は被害者です、って一生懸命主張してるみたい、って
そんな風にずっと感じてたんだけど
「私も、そんな風に見えちゃうのかな」
かのんさんはいつの間にか眠っちゃってて、答えは返って来なかった。
かのんさんの部屋には『ケーサツ沙汰にしないために』かのんさんが持ち帰ってくれた、『あの時』の看板が
部屋の隅に、まるで、ディスプレイみたいに置いてある。
後ろから
「もえみ」
って、声を掛けられた
『あの時』の。
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謹んで初春のお慶びを申し上げます。
本年も当サイトをよろしくお願いいたします。
新しい年を迎え、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は12月中旬から体調を崩し、取り戻し、体調を崩し・・・(←いまここorz)
という感じです。
ゆっくりな更新が益々ゆっくりになってしまい、申し訳ありません。
サイトを立ち上げてからもう結構な年数になるので、交流のあったほとんどの方の更新が無くなってしまったり、サイト自体をやめてしまったり・・・
残っている方としてはとても寂しく、例え絶好調な時でもモチベーションがだだ下がる今日この頃なのですが
折に触れていただくコメントや、アンケートの際にいただいたメッセージを読み返したりして
「待っててくれる人がいるんだ・・・」
と思い出し
「寂しくないやい・・・」と、気持ちを仕切り直す今日この頃でもあります。
毎年、出来ない抱負は言わない書かないことにしている私ですが
今年は昨年よりもっとご期待に添えるように更新していきたい、
と、宣言してしまって、年頭の御挨拶とさせていただきます。
皆様におかれましても、幸多き一年となりますよう、お祈り申し上げます。
2012年1月1日
絵梨

初めてサイトを立ち上げた時のプロフィール画像です。
【奈月】のイメージでした。
初心に返って、貼り貼り。
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もしタチ。 〜もしも私がタチだったら〜
2011.11.25 00:00|未分類|
*「タチ」「ネコ」といった表現は、実際はあまり好きではないのですが、わかりやすいので使用しています。
そして、自分で使う分にはわりと気になりません。(ぉ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「もしも私がタチだったら」。
たぶん、きっと、気になってしまうんだろうな。
そんな風に感じる女の子が、職場にいます。
そう思ったのは最近なのですが、気づいてみると、ネコっぽい、というより、
動物の猫っぽい子で
ニコニコしてて明るそう・・・なんだけど、雰囲気が妙に静かで、いないな、と思っていたら、いつのまにかすごく近くにいたり
気ままなんだか人懐っこいのか、わからない感じ。
そして何よりも、話してるときの目が、なんというか、どこか夜行性っぽい・・・。
「翻弄されたい・・・」
私の中の”もしタチ”が、そうつぶやくのでした。
たぶん、この小さな小さな”もしタチ”が、時々、物語を書いているのかもしれません。
リアルの私は、「カノジョには会わせたくないわ・・・」ぐらいにしか考えず、
妄想は働きませんが。
むしろ、そこから脱線して、”もしタラ”。〜もしもカノジョと同じ職場だったら〜
の妄想に大きく羽ばたいてゆくことでしょう。
カノジョがネコっぽい女性と接触する(*仕事で)たびに、私の意識は研ぎ澄まされ、
カノジョとネコっぽい女性との間にどうにか入り込めないものか、と隙を伺い・・・
「私、どんどんいやな女になってゆく・・・」
「あの子のことなんて、なんとも思ってない。絵梨だけだよ。どうして信じられないんだ・・・」
「じゃあ、明日からもうあの子と話さないで」
「仕事だから無理だよ。それに・・・」
「それに・・・?」
「話しちゃだめ、って絵梨にいわれたの、社内でもう30人目だよ・・・」
”もしタラ”は”もしタチ”を一掃してしまう、というお話。
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